2022年入社。東京都出身。数度の営業キャンペーン入賞を誇る、営業の第一線で活躍する若きエース。西原社長が語る「大変だけどやりがいが大きい」という仕事の醍醐味に興味を持ち入社。学生時代はハンドボールに熱中。社会人になってからも母校や大学のOBチームで汗を流す体育会系。
「本当に大変な仕事。でもね、大変だからいいんだよ。やりがいがあるから。」新卒向けの会社説明会で饒舌に語る西原社長の話に興味を持った。熱い、すごい、面白い。西原商会のことは街中を走るトラックを見たことがあるくらいの認識だったが、グッと惹かれた。入社して、新人研修が終わった後は、いろんな先輩の営業に同行させていただく機会があった。営業スタイルは先輩ごとに全然違う。1人の先輩であっても、お客様ごとに全然違う。コミュニケーションの距離感、テンポ、商品紹介の仕方。こんなに引き出しがあるんだ!とびっくりした。丁寧な対応が喜ばれるお客様もいれば、部活仲間のような近い距離感が喜ばれるお客様もいる。自分だったらどうしようか?と、日々イメージトレーニング。
1位を目指す。そのためには、何が必要?
やるべきことが明確になると、
全力でやるだけ。
1年目の春、キャンペーンで1位を獲るという目標を作ってからモチベーションがぐっと上がった。キャンペーンとは、特定の商品を全社で集中的に販売しようと力を入れる取り組みのこと。全国の営業は約900人。その中でトップを獲りたい。もちろん並大抵の努力では達成できない。そのために何をすべきか?そもそも僕は性格的にグイグイいけるタイプではない。商品の勉強をして、ちゃんと説明できるようにならなければ土俵にも乗れない。社内システムで検索して、産地、季節など情報を詰め込む。どんな伝え方をすればお客様が興味を持ってくれるか考える。もちろん、毎日40〜60軒の取引先を回るというルーティンがあるので、キャンペーン商品のことだけを考えればいいというわけではない。取引先で「醤油が一本足りない!(どうしよう…)」とミスに気づくこともある。でも迷っているひまもなく、「今日持ってきます!」とお伝えして支店へ猛ダッシュ。支店まで取りに行くのが間に合わない場合は、支店のそばにいる先輩に連絡して中継地点まで持ってきていただいたり。自分の仕事で忙しいのに「いいよ!」と即答してくださる先輩に優しさが沁みました。「あとは、自分が全力を尽くすだけ」と気合が入りました!
仕事が終わって家に帰った後も、
明日に向けてイメージトレーニング。
キャンペーン期間中は、仕事が終わって家に帰っても、シャワーを浴びながら、ずっと明日の営業のことばかりを考える。あのお客さんと、あのお客さんは買ってくれそうだ。足りない分はどこに持っていこうか?ヨミが外れたら外れたで、また作戦を考え直す。最近あまり取引がなかったお客様のところも明日飛び込みで行ってみようかなと思いついたら、翌日さっそく駆けつける。今回の商品は採用にはならなかったけど、その他の商品を気に入っていただき、再び取引がはじまるなんてこともあった。売れるって思っていて、売れないこともあるけど、その逆もある。忘れた頃にまた帰ってきてくださるお客様もいる。日々地道にお客様に働き続けることの大切さを実感しました。地道に頑張っていると、いつか思いがけないきっかけやチャンスにつながる。毎回報われるわけではないけど、いつかは必ず報われる。営業とはそんなフェアな仕事だから頑張りがいがあるんだと思います。
全国1位を喜んでくれる先輩方。
まだまだ上がいる。もっと頑張ろうと思う。
全社キャンペーン、初めて1位を獲ることができたのは、1年目の3月。毎日全国の営業成績の集計結果を見ては、自分がどの位置か確認していたので、射程圏内であることはわかっていました。「大井、いけるぞ」と励まし続けてくれた上司。もともとキャンペーンが始まる前から「次のキャンペーンはこれだから、勉強しとけよ」と気にかけてくださっていたんです。だから1位だとわかった時は期待に応えられたと思って本当に嬉しかった。でも、毎月の営業成績に目を向けると、怪物クラスの先輩がもっとたくさんいるんです。営業とは波があるものなのに、毎月のようにトップランキングに名を連ねる先輩。刺激になります。自分の足りないところや努力すべきことを考える時は、ハンドボールに打ち込んでいた学生時代を思い出します。重量上げなどのトレーニングの回数や重さって、負荷に比例して結果が出るんですよ。食事のタンパク質摂取量にも気を遣っていた。今の仕事って、部活の延長線上にある気がします。これまでは自分のことで精一杯だったのですが、後輩もできたので、「後輩に慕われる先輩になる」という目標もできました。自分がたくさん可愛がってもらった分だけ、後輩たちにも愛情を注いでいきたいです。